はじめに
年金って、65歳からもらうのが普通なんですが、早くもらったり、逆に遅くしてもらうこともできるんです。ただし、早くもらうと金額が減るし、遅くもらうと金額が増えるっていう仕組みです。
繰上げ受給について
繰上げ受給というのは、60歳から64歳の間の好きな年に年金の受給を開始できる方法です。ただし、その分受け取れる年金額は減額されます
具体例
たとえば、60歳から年金をもらうと、どのくらい減るかを計算してみましょう。
• 計算式
繰り上げた月数 × 0.4% 減額
もし5年間(60ヶ月)繰り上げた場合は:
• 60ヶ月 × 0.4% = 24%
• 年金支給額が680,000円だったら、その24%(163,200円)が減額されて、月々の支給額は516,800円になります。
早くもらう分、やっぱり減額は避けられないので、今後のライフプランに合っているかを考えることが大切です。
繰り下げ需給について
今度は「繰り下げ受給」です。これは65歳以降、受給開始年を自分で指定し、例えば70歳や75歳など遅らせてから年金を受け取る方法です。遅らせた分、年金の金額が増えます!
具体例
たとえば、70歳からもらう場合、どれくらい増えるか見てみましょう。
• 計算式
繰り下げた月数 × 0.7% 増額
もし5年間(60ヶ月)繰り下げた場合は:
• 60ヶ月 × 0.7% = 42%
• 年金支給額が680,000円だったら、その42%(286,500円)が増えて、月々の支給額は965,600円になります。
つまり、年金をもらうのを遅らせるほど、もらえる額が大きくなりますが、生活費とか健康のことも考えつつ決めましょう!
どっちがいいの??
じゃあ、結局どっちがいいの?というと、これは人それぞれ。以下に、向いてるタイプをまとめました。
繰上げ受給がおすすめの人
• 60歳で仕事を辞めて、もう働きたくない!
• 老後はミニマム生活をする予定だ。
• 住宅ローンとか、大きな支払いはもう終わってる。
繰り下げ受給がおすすめの人
• 貯金や資産がそれなりにあって、年金を遅らせても大丈夫な人。
• 65歳を過ぎても仕事を続ける予定がある。
• できるだけたくさんの年金をもらいたい人。
最後に・・・
一番大事なのは、将来の生活費をちゃんと計算しておくことです!今、月にどれくらいで生活しているのかを基準にして、老後にいくら必要か考えてみましょう。
みんなも、安心して楽しい老後生活を目指しましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました😊
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